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宝塚にて健康和紙畳表カラーの琉球畳

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先日、宝塚市のお客様宅にて健康和紙畳表「白茶カラー」の琉球畳を納品させていただきました。

白茶カラーは薄いベージュの色合いで、白に近い明るさと少しの茶色っぽさによる優しさがある、私の個人的な好みでは1・2を争う好きなカラーです。

メーターモジュールの広い和室にすっきり収まり、すごく綺麗でした。

実は、白茶カラーは一番新しく出た新色です。

以前あった紫色(紅藤色)等の廃盤になったカラーの変わりにラインナップされました。


こちらのお客様から、「和室を使えて無かったので、使いたくなるように、使おうと思えるようにしたかった」とお聞きして、意気投合してしまいました。

実際、私がいろいろなお客様とお話させていただく時によく思うのが、「洋風化している現代住宅の中で、和室を生活空間として組み込めていないお客様が非常に多い」という事です。

現代的な洋風の住宅では、フローリングスペースとつながりを持つ形で和室が存在している事が多いです。

フスマを外すとリビングスペースと和室がひとつなぎになるケースがほとんどでは無いでしょうか?

そういう住宅設計では、

「フスマは開けっ放しで畳コーナー・和室コーナーとして使う」のが基本で、

「フスマを閉めっ放しで個室として使うのは、必要な時だけ」という使い方を強いられていると思います。

和室の使い方が限定されてしまっていると思うんです。


そんな、使い方が限定されている和室の配置の中で、天然い草畳表の風合いがリビングスペース・フローリングスペースとミスマッチだと感じるお客様が多いのが実情です。

それでも、「せっかく和室があるんだから」「最初からこうだから」という事で、使っておられるお客様が多いのも、また実情です。

今回、ご注文いただいたお客様とお話していて、「和室を自分の生活空間に喜んで組み込める」という事に価値を感じていただけている事を嬉しく思いました。

上手く言葉に出来なくとも、数字では表せなくとも、毎日の暮らしの中で感じる気持ちの変化に十分な価値があるんだと思いました。


最近の畳業界を取り巻く厳しい環境の中で、「能登畳店はどうあるべきか」という問いに、少し迷いがあったのですが、今回のお客様との会話の中で解決に近づいた気がします。

いくら歴史が長かろうと、「畳」のためにお客様がいるのでは無く、「畳の上で暮らすお客様」のために畳はある。

当たり前の事ですよね。

お客様に喜んでいただける畳をお届け出来るように頑張ります!




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by nototatami | 2010-06-17 02:41 | 今日のお仕事
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