畳工事シリーズ 「隅止め」です。
隅とは、2工程かけて縫いつけた
畳縁を綺麗にしっかり織り込んで畳床に止める作業です。
先代である父が急に亡くなり、私が3代目として後を継いだときに近隣の畳屋さんたちが当店にやってきていろいろとご指導いただきました。
そういう時に、
畳職人がまず見るのが「隅」でした。
「隅を見れば全てが分かる」みたいな感じでしたね。
「これやったら大丈夫やな」みたいに言いながら、自分の隅のやり方を披露して帰るのが通例でした。
勉強にもなり、面白かったです。
いろんなやり方があります。形式的にも、個々の経験的にも。
「最終的に求めている結果を実現するために最善の方法は何なのか?」
隅を永遠に綺麗にしっかりと、そのためにはどうやるのか?
それぞれが最善を求めつつ、「隅止め」をし続けてきた結果がそれぞれのやり方なんですね。
私は30年後にどんな「隅止め」をしているんでしょうか?
楽しみです。
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